忍者ブログ
投資信託や株、FXや外貨、クレジットカードや電子マネーなどの金融関連のニュースをピックアップしています。

団塊世代の定年を狙う

イオンは、電子マネーWAONを中心に、前進を続けている感があります。
ご当地WAON、シニア層向けのWAONと、いくつか特徴的な電子マネーサービスがありますが、その狙いは、これから退職を迎えていく団塊の世代だといいます。
団塊の世代は、ちょうど日本が豊かになったころに学生だったためか、さまざまなことにこだわりをもち、消費することに個性を持つというか、趣味を大事に考える人が確かに多いかもしれません。
そういう人たちが定年退職すると、消費行動が活発になると予測されているのですね。
昨今の中途就職・退社の傾向をみていると、「定年退職」という文化自体がすたれていく気がしますが、その最後の世代なのかもしれません。

-----------------------------------------------

同社が今後のシニア層の中心として重視しているのは、定年退職の時期に差し掛かっている“団塊の世代”。行動的で趣味や消費活動に積極的、何事にもこだわりをもつこの世代をこれまでのシニア層とは異なる“グランド・ジェネレーション”と位置づけ、イオングループ一丸となって商品・サービスの開発や売り場での提案を行っていくという(グランド・ジェネレーションは脚本家・放送作家の小山薫堂氏が提唱する新しいシニア層の定義)。

 店頭では自転車や旅行用品、ワイン・輸入食品といった“趣味の専門売り場”を強化。またGMSの大きな課題とされている衣料では、加齢による体形変化をカバーするPB(プライベートブランド)商品を展開している。

(日本経済新聞 - 2012年6月2日)
-------------------------------------------------
PR